【写真:Getty Images】
レアル・マドリード、アトレティコ・マドリード、バルセロナなどで監督を務めたラドミール・アンティッチ氏が71歳で死去した。アトレティコが6日にクラブ公式ウェブサイトで明らかにしている。
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旧ユーゴスラビア出身のアンティッチ氏は現役時代に母国の名門パルチザンやトルコのフェネルバフチェ、スペインのレアル・サラゴサ、イングランドのルートンなどでプレー。指導者としてはスペインを中心に実績を残した。
サラゴサで監督業をスタートさせたあと、1991/92シーズンにはマドリー、翌年からはオビエドを指揮。1995年に監督に就任したアトレティコでは1995/96シーズンに19年ぶりのリーガエスパニョーラ優勝およびクラブ史上初の国内2冠を成し遂げた。
2003年にはバルセロナでも監督を務め、現時点でマドリー、バルサ、アトレティコの3クラブを全て率いたことのある唯一の指導者となった。その後はセルビア代表監督として2010年ワールドカップを戦ったほか、セルタや中国の山東魯能、河北華夏でも指揮を執った。
「我々のクラブの偉大なレジェンドが去った」とアトレティコはクラブ史に残る名将の逝去を悼んだ。マドリーやバルサなどもそれぞれ追悼のコメントを述べている。
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