【写真:Getty Images】
9年前の2011年4月5日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグのインテル対シャルケ戦。長友佑都と内田篤人によるCL初の日本人対決としても注目されたこの試合で、インテルのセルビア代表MFデヤン・スタンコビッチが開始直後にとんでもないゴールを決めてみせた。
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キックオフからわずか10数秒、自陣内左サイドでボールを奪ったインテルは素早く前線に展開。エステバン・カンビアッソが前線のディエゴ・ミリートに通そうとしたパスはしかし、果敢にエリア外まで飛び出したGKマヌエル・ノイアーのヘディングによりクリアされてしまう。
センターサークルにまで跳ね返されたボールの落下点にいたスタンコビッチに一切迷いはなかった。弧を描いて落ちてくるボールに合わせた右足をそのまま振り抜くと、ボールは再びシャルケゴールへと向かい、ノイアーやDF陣の頭上を大きく越えてネットに突き刺さった。
前半1分のスーパーゴールで先制点を奪ったインテルだが、スタンコビッチの負傷交代やクリスティアン・キブの退場などもあり結局ホームで2-5の逆転負け。アウェイでの2ndレグにも敗れて大会を去る結果となった。