欧州サッカー連盟（UEFA）のアレクサンデル・チェフェリン会長が、9月まで新型コロナウイルスによる規制が続く場合は今季のチャンピオンズリーグ（CL）およびヨーロッパリーグ（EL）を放棄することになる可能性があることを明かした。5日に英メディア『BBC』が報じている。

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　新型コロナウイルスの感染者数が欧州各国で拡大したのを受けて、無観客試合で対応していたCLとELも各国リーグに続いて中断された。現地時間1日には、EURO2020予選プレーオフと共にCLやELも無期限延期されることが決まっている。

　チェフェリン会長は「9月や10月にはプレーできない。当局が私たちにプレーすることを許可しない場合、私たちは試合を開催することが出来ないだろう」と語り、今季のCLやELを放棄する可能性があることを明かした。続けて「試合を無観客で開催しテレビで視聴出来るようにすることは、家庭にポジティブなエネルギーをもたらすことになる。人々が必要として望んでいることであり、全くプレーしないよりも良いだろう。その期限は7月または8月になると思う」と語っている。開催可能であれば、無観客試合で再開することも視野に入れているようだ。

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