スペイン1部のバルセロナは30日、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりチームの活動が停止した状況の中で、停止期間中の全選手の給与をカットすることが合意に達したとして発表を行った。

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　クラブの発表によれば、給与のカットに合意したのはサッカーを含めたバルセロナの全プロスポーツチームのメンバーと、バスケットボールチームのメンバーの大半。サッカーのトップチームに関しては、停止期間中の給与額の「70％以上」の削減が合意したと明らかにされている。

　試合が行われずクラブの収益が絶たれた状況の中、選手の高額給与を抑制することで、クラブの一般職員の給与を保証する形となる。「スポーツ選手ではない全職員の給与は100％保証が可能になる」とクラブは述べている。

　リーグ中断の影響により選手の給与一律カットが決定されたのは、欧州ビッグクラブではイタリアのユベントスに次ぐ例となる。ユベントスは全選手が3月から6月までの4ヶ月分の給与カットに合意したことを28日に発表していた。

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