【写真:Getty Images】
ポルトガル代表といえばクリスティアーノ・ロナウド。5度のバロンドールを含めた数々の栄誉を手にし、同国初のビッグタイトルであるEURO2016優勝をもたらし、レジェンドであるエウゼビオ氏らの通算得点数を大幅に塗り替えた男がポルトガル歴代最高の選手であることにもはや異論を唱えるものはいないだろう。
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だがそのC・ロナウドの登場に先立ち、ポルトガルには「黄金世代」と呼ばれた選手たちのグループがいた。高い技術を活かした魅力的なサッカーで世界のファンを魅了し、タイトルには手が届かなかったとはいえ国際大会でも好成績を残していた。
1989年、1991年のFIFAワールドユース(現U-20ワールドカップ)優勝メンバーを軸とする黄金世代を構成したのはルイス・フィーゴ、パウロ・ソウザ、フェルナンド・コウト、ジョアン・ピントらの選手たち。それぞれ欧州の主要クラブでも中心選手として輝かしいキャリアを過ごした。
その中でも、特にテクニックやパスセンスに優れる司令塔としてファンを楽しませていたのがMFマヌエル・ルイ・コスタだ。フィオレンティーナやミランなどで活躍した華麗な10番については、C・ロナウドも幼少時に憧れていた選手だと明かしている。
3月29日にそのルイ・コスタ氏が48歳の誕生日を迎えたことを記念し、国際サッカー連盟(FIFA)の公式ツイッターアカウントでは同氏が1991年ワールドユースで決めた鮮やかなミドルシュートの動画を投稿。ポルトガルを決勝に導いた準決勝オーストラリア戦での決勝ゴールを紹介し、往年の名選手を振り返っている。