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セルヒオ・ラモス、レアルとの契約延長に不安? ウイルス影響で状況変化か

text by 編集部 photo by Getty Images

セルヒオ・ラモス
【写真:Getty Images】

 新型コロナウイルス感染拡大による状況の変化が、レアル・マドリーに所属するスペイン代表DFセルヒオ・ラモスの契約延長にも影響を及ぼすことになるかもしれない。スペイン紙『マルカ』が見通しを伝えている。

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 2005年からマドリーでプレーし、キャプテンも務めるS・ラモスの現在の契約は2021年6月まで。今季終了後には契約期間が残り1年となるが、すでに新契約に向けた予備的な交渉は行われており、延長に合意することが見込まれていたという。

 だがウイルスの影響で試合は全てストップし、各クラブの財政にも深刻な損害がもたらされることが予想される。マドリーも例外ではなく、クラブの状況変化がS・ラモスとの契約交渉にも影響することになるかもしれない。

 契約を延長するにあたり、S・ラモス側が金銭面の条件を争点とすることはないが、契約期間については複数年を希望しているという。だがマドリーは30歳を越えた選手には1年のみの延長を提示することを原則としている。クラブ財政に余裕がなくなれば、S・ラモスにも例外的な複数年契約を提示することは難しくなる可能性もある。

 S・ラモスは今月30日で34歳、現在の契約が満了する時点では35歳となる。マドリーで現役を終えたいというのが本人の希望のようだが、状況がそれを許さない可能性もあるのだろうか。

【了】

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