【写真:Getty Images】
日本代表DF酒井宏樹も所属するフランス1部マルセイユのアンドレ・ビラス=ボアス監督は、リーグ中断による日程問題の解決策として一時的な“春秋制”を提言した。フランス『RMC』が27日付で伝えている。
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新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、フランスも含めて世界各国で国内リーグが無期限延期。現時点では再開に向けた明確な見通しは立たず、欧州各国の2019/20シーズンは残りの日程を消化できるかどうかが危ぶまれる状況となっている。
だがビラス=ボアス監督は各クラブの経営のため今季の残り試合は開催すべきだと主張。「さもなくば全てのクラブが破滅的な経営状況に陥る」と警鐘を鳴らし、そのためには「今季を11月や12月に終えるのが最も実行可能な案だと考えてみよう」と語った。
「2021年からはそのままカレンダー通りに続けて、2022年のカタールワールドカップを迎える。その後は普通の日程に戻せばいいだろう」とビラス=ボアス監督。通常通りの夏季ではなく冬季開催となる次回のワールドカップに合わせるためにも都合の良い案だと主張している。
ニースのジャン=ピエール・リベール会長も先日、今回の長期中断と変則日程のワールドカップに対応するため全く同様の提案を行っていた。フランスや欧州各国で春秋制が議論される可能性もあるのだろうか。
【了】