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レアルのセルビア代表FW、隔離違反の理由を説明「正確な説明があれば…」

text by 編集部 photo by Getty Images

ルカ・ヨビッチ
【写真:Getty Images】

 レアル・マドリードのセルビア代表FWルカ・ヨビッチは、母国セルビアで自主隔離に関する規定に違反して逮捕されかねない状況となった理由を説明している。セルビアメディア『オブイェクティブ』のインタビューに答えた。

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 ヨビッチは今月19日、母国セルビアに帰国してベオグラードの町中に外出している様子が目撃されたとして問題視された。マドリーは同選手の帰国を許可していたが、緊急事態宣言の発動されたセルビアでは新型コロナウイルスの感染被害の大きいイタリアやスペインからの入国者に28日間の自主隔離義務を課すことが決定されており、ヨビッチはその義務に反したとされている。

 ヨビッチが現地メディアに語ったところによれば、帰国後に外出禁止について通達は受けたものの、その詳細について十分な説明がなかったことで生じた誤解が違反に繋がったのだという。「隔離に違反したのは規則をよく知らなかったからだ。信じてもらいにくいとは思うが事実だ」とヨビッチは語った。

「スペインやイタリアでは、隔離中でも1日1回ゴミを出したり、薬局や商店に行くことはできる。ここでも同じことが適用されると思っていた」とヨビッチ。「よく調べなかったのは僕のせいだが、特に他国から来た者には正確に条件を説明することが大事だと思う。2週間の隔離についての書類はもらったが、隔離中にどう行動すべきであるかについては無知だった」と続けた。

 いずれにしても、「僕の無知を当局の責任にするつもりはない」と同選手はコメント。「自分の行動の結果は背負うつもりだ」と述べ、何らかの罰則の対象になるのであれば受け入れるという姿勢を示している。

 ヨビッチのセルビア帰国は、恋人であるソフィヤ・ミロシェビッチさんの誕生日を祝うためであったと報じられていた。そのミロシェビッチさんはヨビッチとの間に子供を妊娠していることを20日に明らかにした。それも同選手の一時帰国の理由だったのかもしれない。

【了】

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