【写真:Getty Images】
国際プロサッカー選手会(FIFPro)が、新型コロナウイルスの影響で選手やクラブスタッフの大量解雇に繋がる可能性に懸念を示した。17日に英メディア『BBC』が報じている。
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中国・武漢を発生源とする新型コロナウイルスは世界中に広がっており、北半球だけでなく南半球でもサッカーのリーグ戦や大会の中断が発表された。世界規模で試合開催が出来ない状態が続いており、クラブの経営面にも深刻なダメージを与えている。
FIFProのジョナス・ベア・ホフマン書記長は「数十年ぶりにサッカー界は真の経済危機に直面している。新型コロナウイルスが社会に与える経済的影響を検討する必要がある」と語り、「キャッシュフローの安定化に関して迅速に対応しないと、数週間以内に選手やその他のスタッフの大量解雇(レイオフ)が発生する可能性がある」と警鐘を鳴らした。
このままの状態が続けば職を失う人が続出する可能性がある。新型コロナウイルスの感染に対応するだけでなく、対策した上で試合開催を行うといった決断をする必要もあるかもしれない。
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