【写真:Getty Images】
オーストラリアのAリーグは16日、今季レギュラーシーズンの残り全試合を無観客試合として開催するなど、新型コロナウイルスの感染拡大による対応を発表した。
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世界各国にウイルス感染が拡大し、サッカー界でも試合の中止や無観客開催などが相次ぐ中、オーストラリアでは先週末にも通常通り観客を入れてのリーグ戦が開催された。だが同国でも徐々に感染者数が増加している状況を受け、対応を取ることを余儀なくされた。
Aリーグの2019/20シーズンはレギュラーシーズンの29節中23節までを消化しているが、4月末までに行われる残り6節の全試合は無観客での開催となる。その後開催が予定されるファイナルシリーズ(プレーオフ)については今後改めて対応を検討するとのことだ。
また、Aリーグには隣国ニュージーランドからウェリントン・フェニックスも参加しているが、両国間では到着時に14日間の自主隔離を行うなどの移動制限が行われることになった。この影響で一部の試合は延期が決定されたほか、ウェリントン・フェニックスは今季中オーストラリアに一時的に拠点を移すことも発表された。
新型コロナウイルスの感染は、アジアや欧州に比べて比較的影響の小さかった他大陸にも拡大している。メキシコやブラジル、アルジェリア、エジプト、モロッコなどでも相次いでリーグ中止などが発表されており、オーストラリアも含めて影響は世界中の全大陸のサッカー界に及んだことになった。
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