【写真:Getty Images】
ブラジルのボタフォゴを率いるパウロ・アウトゥオリ監督は、現地時間15日に行われるバングー戦で元日本代表MF本田圭佑をデビューさせる見通しであることを認めつつ、本田への期待を示した。13日の会見でのコメントをブラジル『グローボ』が伝えている。
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当初は3月1日の試合でデビューが見込まれていた本田だが、選手登録手続きの遅れや、その後の体調不良などにより出場見送りが続いていた。だがインフルエンザから回復して練習も再開しており、今週末のデビューに向けて障害はなさそうだ。
世界中で感染が拡大している新型コロナウイルスの影響により、そのバングー戦も無観客試合での開催が決まった。アウトゥオリ監督は、サポーター無しで開催するくらいなら延期が望ましいという考えを述べながらも、試合が行われるのであれば本田を起用する意向を示している。
本田のポジションは練習試合でも起用されていたセントラルMFとなることが見込まれる。アウトゥオリ監督も「それが指揮を執り始めて以来準備してきたことだ」と認めつつ、チームの戦い方については複数の選択肢があるとも主張している。
本田は「規律やプロ意識、パフォーマンスを発揮できなければ自分を恥じるような姿勢」をチームにもたらしてくれるとアウトゥオリ監督。「それが日本人の優れたところだ」と、Jリーグでの指導経験も持つ指揮官は語っている。
本田のプレーについては「常に相手ゴールに目を向け、前に向かってプレーしている」と評価。「ボールを受けた時点でプレーを前へ進める準備をしている。選手全員がそれを理解することが大事だ」と、チーム全体のレベル向上に繋がる効果を期待している。
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