【写真:Getty Images】
ブラジルのボタフォゴに所属する元日本代表MF本田圭佑は、今週末のホームゲームで公式戦デビューが見込まれるものの、試合は無観客で開催されることが決定した。ブラジル『グローボ』などが伝えている。
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選手登録手続きの遅れやインフルエンザの影響により、デビュー戦の見送りが続いていた本田。現地時間15日に行われるリオデジャネイロ選手権タッサ・リオ第3節のバングー戦ではついに待望のデビューを飾ることが見込まれている。
だがブラジルサッカー連盟(CBF)は13日、世界中に感染が拡大している新型コロナウイルスの影響により、サンパウロ州およびリオデジャネイロ州で開催される全ての試合を無観客開催とすることを決定した。対象期間は現時点で無期限とされている。
アウェイで行われたフラメンゴ戦で本田をデビューさせることに難色を示すなど、ボタフォゴはデビュー戦をホームの観客の前で実施することにこだわり続けていた。だがそれが実現するかと思われた矢先に、不可抗力により阻まれてしまった形となる。
「残念だが、コロナウイルスは世界的な問題であることを理解しなければならない。彼(本田)はデビューすることになるが、全てが正常化した時には我々のスタジアムのボタフォゴサポーターの前で本当のデビュー戦を行いたい」とボタフォゴのネウソン・ムファレジ会長はコメントしている。
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