国際サッカー連盟（FIFA）は現地時間13日、3月から4月にかけて開催予定となっている代表戦の延期・中止を推奨した。

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　現在、世界中で感染が拡大している新型コロナウイルス。FIFAはさまざまな国で移動が禁止されているこの状況で、通常どおり試合を開催することは健康的にリスクがあるだけでなく、スポーツの公平性を欠く可能性もあると指摘。クラブが各国代表に選手を派遣する義務は生じないことを発表した。

　FIFAは3月と4月に行われる国際試合は全てキャンセルとすることを推奨し、フレンドリーマッチを行う場合は最終的な決定を主催者と関係する連盟に委ねるとしている。

　今回のFIFAの決定により、多くの代表戦が中止もしくは延期となるものとみられる。3月に行われるEURO2020予選プレーオフについては、UEFAがまだ決定を下していないため現時点では開催予定となっているが、今後の会議で延期が決まる可能性もある。

　FIFAは今後について、世界保健機関（WHO）など専門家の助言を受けつつ決めていくとしている。

　日本代表は、3月と6月に開催を予定していたFIFAワールドカップカタール2022アジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選の延期をすでに決定していた。

【了】