【写真:Getty Images】
現在マジョルカでプレーしているMF久保建英は、来季に向けてレアル・マドリードに残留するために必要だとすれば東京五輪出場を断念する可能性もあるのかもしれない。スペイン『アス』紙が見通しを示している。
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久保は昨夏のプレシーズンをマドリーで過ごしたあと、リーガ1部でのプレー経験を積むためマジョルカへレンタル。ベンチスタートが続いた時期もあったが、ここ数試合の活躍により再び評価を高めている。
来季の見通しについても様々な予想が伝えられているが、『アス』紙は「現時点では何も決まっていない」と報道。MFルカ・モドリッチの去就や、レアル・ソシエダにレンタルされているMFマルティン・ウーデゴーの復帰、またその他の選手の出入りなど様々な要因次第だとしている。
それでも現時点で「最も論理的な選択肢」は、久保が再び他クラブへレンタルされることだという見方も示した。マジョルカよりも久保のスタイルに適合し、できれば欧州の大会で戦うスペイン1部のチームがレンタル先として想定されている。
一方で、来季に向けたプレシーズンツアーでマドリーのジネディーヌ・ジダン監督から必要とされ、残留に向けたアピールを求められたとすれば、U-23日本代表としての東京五輪出場を断念する可能性もあるとスペイン紙は予想。久保自身は五輪出場を望んでいるが、「その考えを変えられるのはジダンからの要請だけ」だと述べている。
いずれにしても、今季の残り期間でのプレーぶりや移籍市場での各クラブの動き、そして新型コロナウイルス感染拡大による影響などが大きく状況を変えることになるかもしれない。現時点では久保の未来は不確定要素に満ちているようだ。
【了】