【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグでは、新型コロナウイルスの感染拡大に向けた対策として、高齢者の試合観戦を禁じる措置なども検討されているという。英メディア『スカイ』などが伝えている。
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ウイルス感染拡大の影響により、欧州ではイタリアで多くの試合が延期や無観客試合となったほか、スイスでも国内リーグの試合延期を決定。フランスでも7日に予定されていたストラスブール対パリ・サンジェルマン戦の延期が決定された。
6日時点で164人の感染者が確認されたと伝えられている英国でも、今後の感染拡大がスポーツ開催に及ぼし得る影響が懸念されている。週明けの月曜日にはスポーツ団体や放送局などの関係者が会合を開き、対策が議論されるとのことだ。
『スカイ』によれば、その対策のひとつとして70代以上の高齢者に対してプレミアリーグの試合観戦を禁じることも検討されているという。統計上、ウイルスに感染した場合のリスクが特に大きいとされているためだ。
また『デイリー・メール』は、感染が拡大した場合にスポーツイベントの観客を最大500人に制限することを英国政府が検討しているとも報じた。マンチェスター・ユナイテッドの本拠地オールド・トラフォードなどでは観客数が収容人数の「1%以下」になると同紙は伝えている。
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