【写真:Getty Images】
インテルのスティーブン・チャン会長は、新型コロナウイルスへの対策に尽力しているミラノの医療機関に10万ユーロ(約1200万円)の寄付を行うことを4日に発表した。イタリア『ANSA通信』が伝えている。
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欧州では最も新型コロナウイルスの感染が拡大し、多数の感染者と死亡者が出ているイタリア。サッカーを含むスポーツ界への影響も大きく、4日にはセリエA全試合を含めた4月3日までの全てのスポーツイベントを無観客で開催することが決定された。
チャン会長は無観客試合の対応に理解を示すとともに、新型コロナウイルスの対応・研究に携わる医療機関への支援をミラノのルイジ・サッコ病院への寄付という形で明確に示した。
「インテルはミラノの町と揺るぎない繋がりを持っており、異常な状況に直面しているサッコ病院の関係者全員の尽力を誇らしく思う。公共の健康と安全こそが唯一優先すべきことだ。そのためインテルはサッコ病院を支援する義務を感じている」とチャン会長はコメントしている。
インテルはウイルス感染拡大による日程混乱の影響を最も強く受けているクラブ。これまでにリーグ戦2試合とコッパ・イタリア(イタリア杯)1試合が延期され、ヨーロッパリーグでも勝ち進んでいるため今後の日程調整の困難が予想されている。
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