【写真:Getty Images】
新型コロナウイルスの感染地域以外も含む全てのイタリアのクラブにおいて、4月3日まで無観客試合で開催されることが決まった。この決定に、インテルのスティーブン・チャン会長が理解を示している。4日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じた。
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中国・武漢を発生源とする新型コロナウイルスは世界中で広がっており、欧州では特にイタリアで感染者が増加している。セリエAの延期、イタリア杯(コッパ・イタリア)の延期が相次ぎ、多くの試合が先延ばしになっていた。その一方で感染地域以外のクラブは通常通り試合を開催するなど公正の問題が生じている。
チャン会長は「ドアを閉めることになるが試合を続けるのは正しい選択だ」と語り、無観客試合の開催に理解を示した。続けて「サッカークラブとして、正しいメッセージを伝える責任がある。安全性が最優先事項。ドアを閉めることは多くの理由で難しい問題を生むが、結局のところ、カレンダー通りに通常の活動を続けるためには、これらの決定を下さなければならない。ドアを閉めるとチームのパフォーマンスに影響するのではないかという声もあるが私は心配していない。それよりも、観客の前でこの種のイベントを行うことにより、公共の安全を危険に晒すことの方が問題だ」と語っている。
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