【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第26節のレアル・マドリード対バルセロナ戦が現地時間1日に行われ、ホームのマドリーが2-0で勝利を収めた。先制点を挙げたマドリーのFWヴィニシウス・ジュニオールが、バルサのFWリオネル・メッシの記録を塗り替えたことも話題となっている。
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ヴィニシウスはこの試合で、「19歳233日」でのクラシコ初ゴールを記録。メッシがクラシコ初ゴールを決めた際の「19歳259日」より26日速く、21世紀に入ってからのクラシコでは最年少のスコアラーとなった。
だがメッシは、2007年3月7日に行われた試合でマドリー相手の初ゴールを挙げただけではない。なんとその試合で自身のキャリア初、そしてもちろんクラシコでも初のハットトリックを達成してしまった。
アウェイのマドリーは前半にFWルート・ファン・ニステルローイが2得点を挙げたが、そのたびにメッシも決めてバルサが同点とする。前半終了間際に退場者を出して10人となったバルサは、73分にはDFセルヒオ・ラモスに3度目の勝ち越しゴールを許したが、後半アディショナルタイムの95分にメッシがハットトリックとなる3点目を突き刺して試合をドローに持ち込んだ。
すでに有望な若手選手として大きな期待を集めていたメッシだが、この2006/07シーズンは序盤戦にレギュラーとしてプレーしたあと負傷で長期欠場。まだ復帰から間もない状況で、宿敵マドリーを相手に記録した劇的なハットトリックは、19歳の若者が本物のスターになった瞬間だった。