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冨安健洋、幻の初ゴールに「決められれば嬉しかったがそれより勝ちたかった」

text by 編集部 photo by Getty Images

冨安健洋
【写真:Getty Images】

 イタリア・セリエA第26節のラツィオ対ボローニャ戦が現地時間2月29日に行われ、ホームのラツィオが2-0で勝利を収めた。ボローニャの日本代表DF冨安健洋は先発でフル出場している。

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 首位を争う好調ラツィオは前半だけでボローニャから2得点。67分には冨安のボレーシュートがゴールネットを揺らし、セリエA初ゴールを挙げたかと思われた場面もあったが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によりオフサイドがあったと判定され無効となった。

 ボローニャ公式ウェブサイトは、冨安が試合後にイタリア『スカイ』に語ったコメントを伝えている。「最初の15分に押し込まれすぎました。試合へのアプローチをどうしても改善していく必要があります」と前半の劣勢を悔やんだ。

「後半には良くなりましたが、いつもそういう姿勢で戦えるようにしなければいけないと思います」と冨安。自身のノーゴールについては「決められていれば嬉しかったですが、それよりも勝ちたかったです」とチームの結果を優先する考えを示している。

 8日に予定される次節も強豪相手の試合となり、王者ユベントスをホームに迎える。「(ラツィオに)負けましたが、僕らはもう次の試合に集中しています。ユベントスという素晴らしいチームが相手ですので」と冨安は気持ちを切り替えて臨む姿勢を示した。

【了】

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