ブラジルサッカーは世界一過酷!?
ブラジルのサッカー界は、おそらく世界一過酷なスケジュールで回っている。とにかく大会数やそれに伴う試合数が多いのだ。過密日程との戦いはボタフォゴに加入した本田圭佑も避けては通れない道だ。
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
トップレベルのクラブになると、上半期には各州選手権のリーグ戦をこなし、下半期は全国選手権のリーグ戦に臨む。それらと並行して国内カップ戦や、コパ・リベルタドーレスなどの大陸選手権も戦わなければならない。
また、欧州では1部リーグが中断になる国際Aマッチウィーク中も州選手権や全国選手権の試合が組まれる。年間を通してほとんど休みがなく、毎週のように2試合ずつこなしていく。ベテラン選手とて言い訳はできず、各クラブにはそれに対応できる陣容を整えなければ勝ち続けられない。
本田の場合、リオデジャネイロ州選手権や全国選手権のリーグ戦、その他カップ戦の合間の国際Aマッチウィーク中はカンボジア代表監督としての活動もある。夏には夢と公言する東京五輪も控えており、クラブと代表での活動をいかに両立してこなしていくかも注目される。
【次ページ】州選手権が持つ歴史の重み