【写真:Getty Images】
スコットランド1部のハーツを率いるダニエル・シュテンデル監督は、同クラブに所属するU-23日本代表FW食野亮太郎の練習での姿勢を高く評価している。地元紙『エジンバラ・イブニング・ニュース』が24日付でコメントを伝えた。
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昨夏にガンバ大阪からマンチェスター・シティへ完全移籍したあとハーツへレンタルされた食野。シーズン前半戦は定期的に試合に起用されて高い評価を受けていたが、2020年に入ってからはわずかな出場機会しか得られていない。
シュテンデル監督は以前にも話していたのと同じように、食野がAFC U-23選手権出場のため1月にチームを離れたことが大きく影響していると説明した。「メシノのクオリティーが問題なのではない。我々は1月から一丸となってやるべきことに取り組み始めたが、彼はその時にいなかった」
食野のチーム再合流後はカップ戦も含めて短い間隔で試合が続いており、腰を据えて練習に取り組む時間はない。「彼を組み込むのは難しい状況だ。それをトライしたのがセント・ジョンストン戦だった」と指揮官は、年明け以降に食野を先発起用した唯一の試合である2月1日の一戦を振り返っている。
だが食野は厳しい状況にも諦めることなくアピールを続けているようだ。「彼は練習で必死に頑張っていると言える。期待通りに出場できずメンバーにも入れないというのは楽な状況ではないが、本当に素晴らしい姿勢だ。彼はメンバーに復帰するため今も必死に頑張っている」とシュテンデル監督はその姿勢に賛辞を送った。
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