【写真：舩木渉】
AFCチャンピオンズリーグ（ACL）のグループリーグ第2節・シドニーFC戦を翌日に控えた18日、横浜F・マリノスのMF喜田拓也がアンジェ・ポステコグルー監督とともに記者会見に臨んだ。
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相変わらず言葉に重みがある。マリノスでキャプテンを担う喜田は、先週12日の全北現代モータース戦に勝利しても「いい形で勝つことができましたけど、まだ何も決まったわけではない」と一切気を緩めることはない。
オーストラリア・Aリーグで2位以下に大差をつけている強豪シドニーFCに対しても「普段Jリーグでやっている相手と違うのは当然のこと」で「自分たちがやるべきこと、やるべきサッカーというのを出しにいくことが一番大事」だと強調した。
2連勝できればクラブ史上初のACL決勝トーナメントに近づくことができる。マリノスの生え抜きとしてチームを引っ張る喜田は「僕らはアンジェ監督の下で信じ貫いてきたサッカーに自信を持っていますし、マリノスが変わりつつあるということを見せていくべきだと思う。その一歩として明日の勝利が必要になってくる。そこに向けて自分たちがやるべきことを徹底していきたい」と超攻撃的なスタイルを貫くことの重要性を力強く語った。
今季のホーム開幕戦で昨年Jリーグ制覇を味わったファン・サポーターを失望させるわけにはいかない。喜田は「このサッカーを信じて全力で出しにいくだけ」という趣旨の言葉を繰り返した。ポステコグルー体制3年目でさらなる進化の過程にあるマリノスは、アジアでも自分たちのスタイルが通用することを証明すべく意欲にあふれている。
（取材・文：舩木渉）
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