【写真:Getty Images】
ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)違反により欧州サッカー連盟(UEFA)から今後2年間のUEFA主催大会出場禁止処分を下されたマンチェスター・シティ。だがジョゼップ・グアルディオラ監督や主力選手たちは来季も同クラブに残留するとの見通しも英国複数メディアで伝えられている。
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UEFAはシティが2012年から2016年の期間に「重大な違反」を犯したとして、チャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)への出場を禁止する処分を14日に言い渡した。クラブはスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴する構えを示している。
クラブの異議が認められず処分が確定したとすれば、グアルディオラ監督の退任や選手の大量流出に繋がる可能性が高いとの見方もある。欧州最高峰の大会であるCLで戦えないことは大きなモチベーション低下を引き起こすと予想されるためだ。
だが英紙『ミラー』は16日付で、クラブの異議が棄却された場合でもグアルディオラ監督は続投する意志を示していると伝えた。『デイリー・メール』紙も同様に、クラブがグアルディオラ監督や主力選手の引き留めに自信を持っていると伝えている。
イングランド代表FWラヒーム・スターリングに対しては、レアル・マドリーが巨額のオファーを準備しているとの報道もあった。だが同選手の代理人は「ラヒームはシティだけに集中している。移籍の噂に気を取られることはない」とコメントし、当面の動きを否定している。
来季以降の状況を明確にするためにも、CASによる裁定が早急に下されることがUEFAや各クラブなどにより望まれているようだ。その結果次第で、監督や選手らの去就を含めた今後の状況が変わってくるかもしれない。
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