【写真:Getty Images】
バルセロナの複数の公式SNSアカウントが現地時間14日にハッカーグループによりハッキングされ、クラブの意図しないメッセージが一時的に表示される状況となった。スペイン紙『アス』など複数メディアが伝えている。
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投稿されたメッセージの内容によれば、ハッキングを行ったのはハッカーグループ「OurMine」とみられる。同グループは過去にも多くの大手企業や団体等の公式アカウントにハッキング行為を行ってきた。
バルセロナはサッカー以外のスポーツや各国語バージョンなども含めて様々な公式SNSアカウントを保有しているが、その多くがハッキングされ、“犯行声明”も投稿された。OurMineを名乗る投稿者は「セキュリティーレベルは悪くはないが改善できる。改善したいのなら我々に連絡を」と宣伝を行っていた。
現在パリ・サンジェルマンに所属する元バルセロナのFWネイマールの顔に今季のバルセロナのユニフォームを合成し、復帰を発表するかのような画像も投稿された。一部アカウントではジョゼップ・マリア・バルトメウ会長の退任を求めるようなハッシュタグも使われていたとのことだ。
バルセロナはその後、それらの投稿を削除した上で経緯を説明。「バルセロナのアカウントはハッキングされた。投稿は第三者のデータ分析ツールにより行われた」と述べ、今後さらなる調査と対策を行うことを表明している。
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