【写真:Getty Images】
スペイン1部のマジョルカに所属する日本代表MF久保建英に対し、同クラブのフィットネスコーチを務めるダニ・パストール氏が人種差別的なジェスチャーを行ったのではないかとされていた件について、ラ・リーガは問題視しない立場を示した。『CNN』が12日に伝えている。
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マジョルカは先週末の9日に行われたリーガエスパニョーラ第23節の試合でエスパニョールと対戦し、0-1の敗戦に終わった。ベンチスタートとなった久保は65分からの交代で出場していた。
問題視されたのは久保が交代で出場する前の場面。ピッチサイドでウォームアップする久保を呼び戻そうとしたパストール氏は、両手の人差し指を両目の横に当てて左右に広げるようなジェスチャーを行った。東洋人の細い目を表すとされるジェスチャーのようにも見える。
このパストール氏の様子がカメラに捉えられ、問題となる可能性があるという見方も一部メディアで伝えられていた。だが『CNN』の取材に対し、ラ・リーガは人種差別行為にあたるものではないという立場を示したとのことだ。
「ラ・リーガとしては、このジェスチャーの意図に人種差別的姿勢が込められていたとは考えていない。単純にウォームアップしていた選手に気づかせるための手段であり、その他の意図は何もない」とラ・リーガによる声明が伝えられている。
【了】