【写真:Getty Images】
本田圭佑の所属するブラジルのボタフォゴの新監督に、鹿島アントラーズやセレッソ大阪の元監督でもあるパウロ・アウトゥオリ氏が就任することが濃厚となったようだ。ブラジル『グローボエスポルチ』など複数メディアが伝えている。
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先月末にボタフォゴ加入が発表された本田は今月7日に現地入りし、8日に入団セレモニーが行われたが、その翌日にまさかの展開が待っていた。本田も観戦したフルミネンセとのダービーマッチに0-3の敗戦を喫したあと、クラブはアルベルト・ヴァレンティン監督を解任したのだ。
本田にとってはデビュー戦すら迎える前に監督交代という波乱のスタートとなったが、新たな監督はまもなく決定することになりそうだ。アウトゥオリ氏の就任がほぼ決定的な状況になったと報じられている。
アウトゥオリ氏はすでにオファーを受諾し、12日中にも正式合意が見込まれる状況だという。契約は今年末までとなることが見込まれている。
現在63歳のアウトゥオリ氏は過去4回にわたってボタフォゴを指揮。1986年、1995年、1998年、2001年に同クラブを率い、1995年にはクラブ史上唯一のブラジル全国選手権優勝を成し遂げている。
2006年には鹿島、2015年にはC大阪でも監督を務めた。他にもブラジル国内の多くの名門クラブやペルー代表、カタール代表、ベンフィカを含むポルトガル複数クラブなどの監督も歴任し、非常に長く多彩な指導者歴を誇る。
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