【写真:Getty Images】
本田圭佑を華々しく迎え、リオデジャネイロの街がスターの到来に沸いてからわずか2日でまさかの事態が起きた。
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リオデジャネイロ州選手権を戦っている最中のボタフォゴは9日、アルベルト・ヴァレンティン監督の解任を発表している。同時にアシスタントコーチを務めていたフェルナンド・ミランダ氏も辞任している。
ボタフォゴは本田も観戦していた9日の同州選手権前期の第6節で、同じリオデジャネイロに本拠地を置くフルミネンセとのダービーマッチで0-3の惨敗を喫した。3勝3敗でグループAの6チーム中3位となって、AB両グループの上位2チームずつによるファイナルステージ進出を逃したことで監督解任に踏み切った形だ。他会場の結果によって敗退はフルミネンセ戦前にすでに決まっていた。
ヴァレンティン監督はイタリアとブラジルでのプレーを経て2010年に現役引退後、名門パルメイラスやアトレチコ・パラナエンセなどでアシスタントコーチを務め、レッドブル・ブラジル、ヴァスコ・ダ・ガマ、アヴァイー、エジプトのピラミッズFCなどで監督を歴任。昨年10月から自身2度目となるボタフォゴの監督に就任していた。
現地メディアにより本田は新天地でのプレーに向けて「2週間か3週間の準備が必要」と伝えられており、2月末に開幕するリオデジャネイロ州選手権後期でのデビューが見込まれる。それまでに新監督が決まり、構想の一部となれるだろうか。期待のスターはいきなり困難な状況に立ち向かうことになる。
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