【写真:Getty Images】
バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの周辺が騒がしくなってきた。クラブとの関係悪化から、今年夏に他クラブへ移籍する可能性があるという見方も広がっている。
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騒動の発端となったのは、バルサのエリック・アビダルSD(スポーツディレクター)がエルネスト・バルベルデ前監督の解任についてスペインメディアに語った発言。選手たちに責任を負わせるかのようなコメントに対してメッシが不満を表し、SNSで反論を繰り出した。
アビダルSDはこの一件で5日にジョゼップ・マリア・バルトメウ会長との話し合いを持ったことが報じられ、解任の可能性も噂されたが結局留任。だがこの“内紛”により、メッシがバルサを離れる可能性も取りざたされ始めている。
伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、メッシがバルサに1ヶ月前までに通告を行えば移籍金ゼロで退団できる条項が存在しているとして、今年夏のフリー移籍の可能性を予想。メッシの移籍先となり得るクラブとしてマンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマン(PSG)、ユベントス、インテルを挙げている。
移籍金が不要だとしても、メッシとの契約には巨額の年俸が必要となり、獲得可能な資金力を持つクラブは限られてくる。その年俸は5000万ユーロ(約60億円)から8500万ユーロ(約103億円)にまで達する可能性があると伊紙は述べている。
英紙『デイリー・メール』などでは、マンチェスター・シティが特に有力な移籍先候補だとしている。今年夏、あるいは現在のバルサとの契約が満了する2021年夏にメッシが退団する場合に備えてシティは状況を注視しているという。
もしメッシが移籍することになれば、バルサはPSGのブラジル代表FWネイマールやインテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスの獲得に動く見通しだとも伝えられている。これまでバルサ一筋でプレーしてきたメッシが移籍することになれば、サッカー界を揺るがす大事件となることは間違いない。
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