ブラジルの名門で育ったMF
【写真:Getty Images】
MF:ファン・アラーノ(ブラジル)
生年月日:1996年9月2日(23歳)
移籍先:インテルナシオナル(ブラジル)→鹿島アントラーズ
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DFルシオやFWアレシャンドレ・パトなどを輩出したブラジルの名門・インテルナシオナウでプロキャリアをスタートさせた23歳のMF。同クラブではなかなか出番を掴めなかったものの、昨季より加入したコリチーバFCでは主力として活躍し、セリエBで33試合5得点5アシストという成績を収めていた。そして先月4日、鹿島アントラーズに完全移籍で加入することが正式に発表されている。
ファン・アラーノはトップ下、サイドハーフ、ボランチなど幅広いエリアでのプレーを可能としており、チームの戦術変更などに柔軟に対応できる点が魅力だ。身長は172cmと大柄なタイプではないものの、柔らかいボールタッチを武器にしており、精度の高いパスでチャンスを演出。また、スペースを的確に突く動き出しにも長けている。昨季はセリエBで平均ドリブル成功率59%、平均パス成功率80%を記録するなど、そのあたりに強みを持っているのは明らかだ。
アラーノは先月28日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)・プレーオフのメルボルン・ビクトリー戦で先発フル出場。得点やアシストという結果を残すことはできなかったが、守備にも奮闘するなどザーゴ監督に向け猛アピールしていた。同じく新加入となったFWエヴェラウドと同じく、今後チームメイトとの連係を深め、鹿島をタイトルへと導きたいところだ。