【写真:Getty Images】
ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、2月5日に35歳の誕生日を迎えた。サッカー界の伝説的存在として名を残すことを約束されている男はいまだ衰える気配を見せない。
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35歳といえばもはや「大ベテラン」の域であり、現役を引退する選手や下部リーグなどに舞台を移す選手も少なくない年齢だ。だがC・ロナウドは、また新たなピークを迎えるかのような調子を維持して35歳となった。
先週末の試合ではセリエAで9試合連続となるゴールを記録し、今季の成績は19試合19得点。クラブ歴代最長記録に並ぶ連続得点であり、次節もゴールを決めればレアル・マドリー時代に記録した自己ベストのリーグ戦10試合連続ゴールにも並ぶ。ユベントス史上2位となる速さでの通算50得点も達成している。
キャリアを通して700点を超えるゴールを挙げてきたC・ロナウドだが、何事にも最初のひとつがある。プロ選手として初めてのゴールを挙げたのは、母国のスポルティングCPで公式戦デビューを飾った2002年10月7日のモレイレンセ戦だった。
マンチェスター・ユナイテッドで開花するまではそれほどゴール数が多い選手ではなかったこともよく知られているが、デビュー戦では将来を予兆するかのように2得点を記録。特にクラブ史上最年少ゴールにもなった1点目は圧巻だった。
敵陣内でボールを受けたC・ロナウドは一気に加速し、相手守備陣に囲まれながらも一人で持ち込んでそのままゴール。伝説が始まった瞬間だった。