【写真:宇和川勝也】
FC今治が1日、35歳のFW内村圭宏が2019シーズン限りで現役引退すると発表した。
内村は2003年に大分トリニータでプロキャリアをスタートさせるが、初年度は公式戦7試合の出場、次のシーズンは公式戦2試合の出場に終わる。2005年の東京ヴェルディ戦でプロ初ゴールを決め、2006年はプレー時間が増加して公式戦22試合に出場。2007年に愛媛FCへ期限付き移籍すると、リーグ戦40試合で6得点を決める活躍を見せる。
2009年に愛媛FCへ完全移籍すると、リーグ戦47試合出場で18ゴールを記録してチームの得点王に。その活躍を受けて、2010年に北海道コンサドーレ札幌へ移籍することになる。2011年12月3日に行われたFC東京戦では40分と前半アディショナルタイムにゴールを決めて2-1勝利に貢献。コンサドーレ札幌をJ1昇格へ導いた。
2018シーズン終了後、当時JFLにいたFC今治へ移籍する。そして、リーグ戦26試合出場で7得点を決める活躍を見せて、FC今治のJ3昇格に貢献している。2019年11月29日、契約満了によりFC今治を退団することが発表された。
内村はFC今治の公式サイトを通じて「プロサッカー選手を引退することを決めました。これまで関わってくれた全てのチームメイト、スタッフ、サポーター、スポンサーの方々、サッカー関係者の皆様に感謝しています。これからも変わらずサッカーを楽しみながら生きていこうと思っています。17年間本当にありがとうございました」と、コメントしている。
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