【写真:Getty Images】
カタール1部のアル・ドゥハイルは、同クラブに所属するイラク代表FWモハナド・アリがポルトガル1部のポルティモネンセへ移籍することを1月30日付で発表した。買取オプション付きで6ヶ月間のレンタルとなる。
現在19歳のモハナド・アリは、母国イラクのアル・ショルタで「13歳279日」という驚異的な若さでトップチームデビュー。その後も順調に成長を続け、17歳でのイラク代表デビューも飾った。
昨年1月には18歳でイラク代表の背番号10を背負ってアジアカップ2019に出場。4試合で2得点を挙げるなどの活躍で国際的にも評価を高めた。
当時モハナド・アリにはマンチェスター・ユナイテッドやユベントス、ベンフィカ、ガラタサライなど欧州の数多くの有力クラブからオファーが届いていたという。だが本人は「個人的理由や家族の理由」により欧州移籍を拒否したと伝えられ、結局昨年夏にカタールへと移籍することになった。
それから半年を経て、ついに欧州での挑戦をポルトガルでスタートさせることが決まった。ポルティモネンセではGK権田修一、DF安西幸輝、FW西村拓真ともチームメートとしてプレーすることになる。
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