イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属する日本代表MF南野拓実は、今週末に行われるサウサンプトン戦でリーグ戦初先発を飾る可能性もあるかもしれない。地元紙『リバプール・エコー』が見通しを伝えている。

　南野は今月23日に行われたウォルバーハンプトン戦に前半33分から交代出場してプレミアリーグデビュー。セネガル代表FWサディオ・マネが負傷したことで、その代役としてチャンスが巡ってきた形となった。

　だが29日のウェスト・ハム戦ではマネが欠場しながらも、代役として3トップの左のポジションで先発したのはベルギー代表FWディヴォック・オリジ。ベンチに入った南野に出場機会が訪れることはなかった。

　マネは2月1日に行われる次節のサウサンプトン戦も引き続き欠場が見込まれる。一方オリジもウェスト・ハム戦では負傷が懸念される形で後半途中に交代したが、ユルゲン・クロップ監督は試合後の会見で「彼は足がつったと言っていた」と話し、同選手の軽傷を示唆している。

　オリジが万全の状態ではなかったとすれば、「南野拓実にプレミアリーグ初先発のチャンスが出てくる」と地元紙は述べている。4-2-3-1へのシステム変更などを含めた他の選択肢もあり得るが、クロップ監督の決断に注目が集まりそうだ。

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