【写真:Getty Images】
41歳の元ブラジル代表DFルシオが現役引退を表明した。29日にブラジルメディア『グローボ』が報じている。
ブラジルのインテルナシオナルでプロキャリアをスタートさせると、2000年1月にレバークーゼンへ移籍。2004年7月にバイエルン・ミュンヘンへ移ると、ブンデスリーガ優勝やDFBポカール制覇などに貢献した。
2009年7月にインテルへ移籍し、2009/10シーズンのセリエA優勝やコッパ・イタリア制覇を経験している。2012年7月から半年間はユベントスでもプレーした。その後、ブラジルのサンパウロやパルメイラスなどを転々とし、2018年4月からブラジリエンセFCに所属。2019年10月に退団した後はフリーの状態が続いていた。
ブラジル代表としては通算105試合に出場し4得点を記録。2002年、2006年、2010年の3度にわたってワールドカップに出場し、日韓ワールドカップではブラジルの優勝に貢献している。
同メディアのインタビューに答えたルシオは「今日は僕にとって特別な日。今日、僕はプロサッカー選手としてのキャリアを終える。神やブラジル、家族に感謝するとともに間接的に僕を支えてくれた全ての人に感謝したい」とコメントしている。
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