シャルルロワの森岡亮太【写真:Getty Images】
濃霧のため前半途中で中断されたベルギー1部リーグ第23節のシャルルロワ対メヘレン戦は、途中経過を無効としてキックオフからの再試合を行う決定が下された。だがシャルルロワはこの決定に反発している。
試合は現地時間25日に開催され、ホームのシャルルロワはMF森岡亮太が自ら獲得したPKを決めて前半18分に先制点を奪った。森岡にとっては約3ヶ月ぶりとなる今季7点目のゴールだった。
だが濃霧のため試合続行が困難となり、前半36分の時点で中止が決定。その後、2月4日に再試合が開催されることがリーグにより発表された。0-0のスコアで前半開始からの再試合となる。
1点をリードしていたシャルルロワ側はこの決定に納得してはいない。「異議申し立てを行うつもりだ」とクラブ幹部のピエール=イブ・ヘンドリクス氏はベルギー『ヘット・ニュースブラット』に語った。
ホームのシャルルロワは白と黒の縦縞のユニフォームから、より視認性の高い水色のユニフォームに着替えたほか、蛍光色のボールを用いるなど試合続行に尽力していた。「我々はあらゆる手を尽くした。試合を止めたがっていたのはメヘレンの方だ」とヘンドリクス氏は主張している。
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