トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督は、同クラブに所属するデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンの獲得に迫っているとみられるインテルを批判している。英『スカイ・スポーツ』など複数メディアが伝えた。
エリクセンは週明けの月曜日にもインテルへの移籍が決定するのではないかと見込まれている。トッテナムは現地時間25日に行われたFAカップ4回戦の試合でサウサンプトンと対戦したが、エリクセンはチームに帯同しながらもベンチ入りメンバーから外れており、移籍が決定的となった証拠ではないかと伝えられている。
試合後にモウリーニョ監督は、エリクセンがチームを去るのかどうかについて明言は避けつつ、移籍期間の終盤を迎えた時期にトッテナムが振り回される状況となっていることへの不満を口にした。
「こんな状況は1月25日に起こるべきことではない。1月25日にこんな状況になっているのはトッテナムのせいではない」とモウリーニョ監督。自身の古巣でもあるインテルの対応に問題があると考えている様子をうかがわせた。
エリクセンはトッテナムとの現在の契約が今季末で満了。クラブは移籍金を得るためこの冬の移籍市場での放出を望んでいるとみられ、移籍金2000万ユーロ(約26億円)でインテルと合意に近づいていると報じられている。インテルと4年半契約を交わし、年俸は現在の3倍にも達する見通しだという。
【了】