ウエスカの岡崎慎司【写真:ムツ・カワモリ】
セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)第25節のウエスカ対ルーゴ戦が現地時間25日に行われ、ホームのウエスカが2-1で勝利を収めた。ウエスカのFW岡崎慎司は先発で出場し、75分に交代するまでプレーしている。
前節はベンチスタートでの交代出場となった岡崎だが2試合ぶりに先発復帰。試合は前半にアウェイのルーゴが先制したが、後半の早い時間に2点を奪ったウエスカが逆転で勝利している。
地元メディア『スポルト・アラゴン』は、この試合での岡崎のパフォーマンスに対して10点満点で「4」と低評価。多くのチームメートがポジティブな評価を受ける中で単独最低点となり、「存在感がなかった」と評されている。
「前半はプレーに入ることもできなかった」と同メディアは岡崎について寸評。ウエスカの1得点に絡みはしたが「それが全てだった」と述べ、75分間で枠内シュート1本、パス7本という関与の乏しさを指摘している。
地元紙『エラルド』ではチームの大半の選手を採点「2」としつつ、岡崎を含む3選手は「1」と低く評価している。「先発に戻った日本人選手はラファ・ミルと2トップを組んだ。よく戦ってはいたがコンビネーションもシュートも狙いが合わなかった」と岡崎は評されている。
そのラファ・ミルは加入後2試合目で初ゴールを挙げ、『スポルト・アラゴン』ではマン・オブ・ザ・マッチに選出。この試合では2トップだったが、前節は岡崎に代わって1トップで先発しており、起用法によっては岡崎にとって強力なライバルとなるかもしれない。
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