バルセロナのカルレス・ペレス【写真:Getty Images】
バルセロナに所属するMFカルレス・ペレスは、冬の移籍市場でイタリアのローマへ移籍する可能性が高まっているようだ。スペイン『マルカ』やイタリア『スカイ』など両国複数メディアが伝えている。
バルセロナ下部組織からトップチームにデビューし、今季前半戦ではある程度の出場機会も得ていた21歳のペレス。だが今月就任したキケ・セティエン新監督は同選手を構想外にしているという。
スペイン『オンダ・セロ』によれば、FWウスマン・デンベレが負傷から復帰すれば出場はほぼ見込めなくなるとして、セティエン監督はペレスに他のチームを探すよう勧めたとのこと。セネガル代表DFムサ・ワゲも同様に構想外だとされている。
そのペレスの移籍先はローマとなることが濃厚なようだ。買い取りオプション付きのレンタルになる可能性が高いとみられ、バルセロナ側からの買い戻しオプションも設定されるとイタリアメディアは予想している。
ローマではイタリア代表MFニコロ・ザニオーロが負傷による長期離脱を強いられており、ペレスはその代役のポジションをFWジェンギズ・ウンデルと争うことになると伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は伝えている。
主に右ウイングとしてプレーするペレスは今季リーガエスパニョーラで10試合、公式戦合計12試合に出場して2得点3アシストを記録。昨夏プレシーズンの日本ツアーではヴィッセル神戸との試合で2得点を挙げていた。
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