ポルトの中島翔哉【写真:Getty Images】
ポルトガル1部のポルトに所属する日本代表FW中島翔哉は、現地時間25日に行われるタッサ・ダ・リーガ(リーグカップ)決勝のブラガ戦も欠場する見通しとなった。
年末から年明けにかけて調子を上げポルトで存在感を高めていた中島だが、今月10日に行われたポルトガル1部リーグ第16節のモレイレンセ戦で右足を打撲。その後行われた公式戦3試合を欠場していた。
ポルトは22日に行われたタッサ・ダ・リーガ準決勝を制し、25日にはブラガとの決勝に臨むが、中島はその準備に参加することができていない。クラブ公式ウェブサイトが伝えたところによれば、前日の24日にはジムで個人トレーニングを行っていたとのことだ。
ポルトのセルジオ・コンセイソン監督も同日の会見で中島の欠場を明言した。「負傷で離脱していた選手たちは引き続き欠場する。出場可能な選手たちで戦う」と指揮官は述べ、中島やDFぺぺ、FWゼ・ルイスが欠場する見通しを示している。
中島にとっては欧州での初タイトル獲得のチャンスとなる試合だったが、ピッチ上でその瞬間を迎えることは難しそうだ。チームメートたちに勝利を託して試合を見守ることになる。
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