スペイン代表のダニ・オルモ【写真:Getty Images】
クロアチアのディナモ・ザグレブに所属するスペイン代表FWダニ・オルモは、ドイツのRBライプツィヒへ完全移籍することが濃厚になったとみられている。スペイン『アス』『マルカ』などが23日に伝えた。
バルセロナ下部組織から移籍したディナモ・ザグレブでトップチームにデビューして頭角を現すという、スペイン人選手としては異色の経歴を持つダニ・オルモ。昨年スペインA代表にもデビューした21歳には、複数の有力クラブからの関心が噂されていた。
移籍先の候補として名前が挙がっていたのは古巣のバルセロナやアトレティコ・マドリー、ミランなど。だがライプツィヒへの移籍が合意に達し、まもなく正式発表される見通しだと伝えられている。
移籍金は3000万ユーロ(約36億円)前後が支払われ、ボーナスを含めて最大4500万ユーロ(約54億円)に達することが見込まれるという。契約期間は2025年までの5年半になるとのことだ。
スペイン代表として今夏のEURO2020出場を目指すためにも、ダニ・オルモは高いレベルでプレーできる環境を求めていたとみられる。チャンピオンズリーグで決勝トーナメントに進出し、ブンデスリーガでも首位に立つライプツィヒは、その条件に適したクラブとなるかもしれない。
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