チェルシー対アーセナル【写真:Getty Images】
【チェルシー 2-2 アーセナル プレミアリーグ第23節】
プレミアリーグ第23節、チェルシー対アーセナルの試合が現地時間21日に行われた。試合は2-2の引き分けに終わった。
序盤から主導権を握られたアーセナルは28分、DFムスタフィのGKへのバックパスが短くなったところをアブラハムに奪われGKを交わしたところで戻ってきたダビド・ルイスがペナルティーエリア内で倒しPKを献上。これをジョルジーニョが落ち着いて決められてしまう。なお決定的な場面をファールで止めたダビド・ルイスは一発退場となりアーセナルは苦しい展開となる。
数的不利となったアーセナルは32分にも危ない場面を作られるもハドソン=オドイのシュートはGKレノがセーブする。その後もチェルシーに攻められるアーセナルだったが2点目は与えずハーフタイムへ。
後半に入ってもチェルシーの猛攻を必死に堪えるアーセナルは63分にビッグチャンスを迎える。チェルシーのコーナーキックのボールを奪った18歳のマルチネッリが自軍でゴール前からドリブルを開始する。センターサークル付近で待ち構えていたカンテが足を滑らせるとそのまま約70mを独走し最後はGKの動きを冷静に見極め同点ゴールを決める。
ホームで勝利したいチェルシーも失点直後に2枚の交代カードを切るが、80分のバークリーのヘディングシュートもレノがスーパーセーブで勝ち越し点を許さない。このまま同点で終了かと思われた85分、ショートコーナーからハドソン=オドイが入れたクロスにアスピリクエタが合わせ土壇場で勝ち越しを許してしまう。
絶体絶命のアーセナルだったが最後まで諦めなかった。すると87分、ペジェリンがゴール前でボールを受けると左足のシュート、これがゴール左下に決まり再び同点に追いつく。
これで試合は終了、60分以上10人で戦ったアーセナルは終了間際にゴールを決められるも執念で同点に追いつきリーグ戦の無敗を4試合に伸ばした。
【得点者】
28分1-0 ジョルジーニョ(チェルシー)
63分1-1 マルチネッリ(アーセナル)
85分2-1 アスピリクエタ(チェルシー)
87分2-2 ペジェリン(アーセナル)
【了】