清水エスパルスの松原后【写真:Getty Images】
J1の清水エスパルスは20日、同クラブに所属するDF松原后がベルギー1部のシント=トロイデン(STVV)へ完全移籍することが内定したとして発表を行った。今後現地でのメディカルチェックを経て正式契約を結ぶ予定とのことだ。
松原は1996年生まれの23歳。浜松開誠館高校から2015年に清水に入団し、これまで5シーズンを戦ってきた。
入団2年目の2016年にはJ2に降格したチームでレギュラーに定着し、J1復帰に貢献。その後も不動のレギュラーとしてプレーを続け、2019シーズンにはリーグ戦全34試合に先発出場を果たした。通算では清水で公式戦154試合に出場して5得点を記録している。
「僕にきたチャンスを尊重し、快く送り出してくれるエスパルスには感謝しかありません。と同時にこのクラブを背負うような気持ちで挑戦してきます」と松原はクラブ公式ウェブサイトを通してコメント。「一番伝えたいことは、僕はエスパルスが本当に大好きということ。静岡で育ち、このクラブでサッカーができて幸せでした。僕の心はエスパルスと共にあります」と思いを述べている。
2017年に日本のDMMグループが経営権を取得して以来、STVVでは多くの日本人選手がプレー。現在はGKシュミット・ダニエル、FW鈴木優磨、FW伊藤達哉の3人が所属している。
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