アンテ・レビッチ【写真:Getty Images】
【ミラン 3-2 ウディネーゼ セリエA第20節】
イタリア・セリエA第20節、ミラン対ウディネーゼが現地時間19日に行われた。試合はホームのミランが3-2で勝利を収めた。
ミランでは前節のカリアリ戦で移籍後初ゴールを決めた元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチがこの日も先発に名を連ね、ラファエル・レオンと2トップを組む。2試合連続のゴールが期待される。
先制したのはウディネーゼ。6分、ペナルティエリア外の左に出たロングボールに飛び出したドンナルンマは相手と接触。だが笛は鳴らず、こぼれ球をラーセンがゴールに流し込んだ。
後半頭からミランはクロアチア代表FWレビッチを投入。すると、そのレビッチがいきなり結果を残す。48分、右サイドをコンティが抜け出すと、深い位置から中央にグラウンダーのクロスを供給。中央に入ってきたレビッチがダイレクトで合わせ、ゴールネットを揺らした。レビッチはこれで移籍後初ゴールとなった。
同点に追いついたミランがウディネーゼゴールに迫る。71分、左CKのこぼれ球をエルナンデスが左足でダイレクトボレー。グラウンダーのボールはゴール右に突き刺さった。左サイドバックのエルナンデスはこれで今季5得点目となった。
勢いに乗るミランだったが、ウディネーゼが同点に追いつく。85分、右サイドを抜け出したラーセンが中央にクロスを供給。ラザーニャがヘディングで合わせ、ゴールネットを揺らした。
だが、ミランが勝負強さを見せる。後半AT、ペナルティエリア手前の中央でレビッチが胸トラップでイブラヒモビッチに落とす。これを拾ったイブラヒモビッチはボールを奪われるも、レビッチがボールを拾い左へドリブル。そのまま左足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。
試合はこのまま終了し、ミランが3-2で勝利を収めた。勝利したミランは連勝となり、暫定8位に浮上した。
【得点者】
6分 0-1 ラーセン(ウディネーゼ)
48分 1-1 レビッチ(ミラン)
71分 2-1 エルナンデス(ミラン)
85分 2-2 ラザーニャ(ウディネーゼ)
90+3分 レビッチ(ミラン)
【了】