ザンクト・パウリの宮市亮【写真:Getty Images】
ドイツ2部のザンクト・パウリに所属するFW宮市亮は、現地時間18日に行われたアルミニア・ビーレフェルトとの練習試合で2ゴールを挙げる活躍をみせた。だが相手からのラフプレーにより負傷が懸念される場面もあったようだ。
リーグ後半戦に向けて準備を進めるザンクト・パウリは、同じブンデスリーガ2部で首位に立つビーレフェルトと対戦。60分ハーフで行われた試合に後半から出場した宮市は1-3の状況から2得点を挙げた。16日のヴェーエン戦で1得点2アシストを記録したのに続いて、同じリーグの相手から2試合連続で結果を出した形だ。
だが30分あまりプレーしたところで宮市はベンチに下がった。独紙『ビルト』が伝えるところによれば、相手からの激しいタックルを受けてヒヤリとする場面もあり、ヨス・ルフカイ監督は負傷のリスクを回避するため宮市を交代させたという。
「リョウは本当に好調だ。相手の守備のプレーはタイミングが合っていなかった。今後リョウのプレーを楽しめなくなってしまうかもしれないような状況が2回あった。3回目が起こってほしくはなかった」と指揮官は宮市の交代について説明している。
今季はここまで良好なコンディションを保ち、フィールドプレーヤーではチーム唯一のリーグ戦全試合出場を続けている宮市。今月末から再開されるシーズン後半戦にもさらなる活躍が期待されるところだ。
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