イラン情勢がACLに影響も【写真:Getty Images】
ホームゲームの開催を禁止されたことを理由として、イランの4クラブが今季AFCチャンピオンズリーグ(ACL)への出場をボイコットする可能性があるという。イラン『メフル通信』が18日に伝えた。
イランと米国の関係悪化による緊張関係の高まりはサッカー界にも影響を及ぼしている。安全面の懸念から、アジアサッカー連盟(AFC)はイランのクラブが今季のACLの試合をホームで開催することを禁止する見通しだという。
AFCはイランのクラブのホームゲームを中立地で開催するよう命じることが見込まれ、19日にも正式な決定が下されるとの見通し。イランサッカー連盟にはその旨が通達されたようだ。
だがクラブは中立地での開催を受け入れない姿勢を示しているとのこと。ホームでの試合開催が認められない場合には大会参加を辞退する意志を表明する手紙が、4クラブの連名でAFC会長に送付されたと伝えられている。
イランからは昨季国内リーグ・カップ2冠王者のペルセポリスおよびカップ戦準優勝のセパハンがACLグループリーグの出場権を獲得している。リーグ3位のエステグラルと4位のシャール・ホドロは予選2回戦からの出場権を獲得し、今月21日にそれぞれアル・クウェート(クウェート)およびアル・リファー(バーレーン)とホームでの対戦を予定している。
【了】