マンチェスター・シティのセルヒオ・アグエロ【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティのエースストライカーとして、9年間にわたって活躍を続けてきたアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ。現地時間12日に行われたアストン・ビラ戦では、リーグの歴史に残る大記録を打ち立てた。
この試合でアグエロは3ゴールを叩き込み、6-1の大勝に大きく貢献。アーセナルのレジェンドであるティエリ・アンリ氏を上回る外国人選手歴代最多のプレミアリーグ通算得点数(177点)に到達するとともに、ハットトリック回数もリーグ歴代単独最多となった。
これまでアグエロと並ぶ11回のハットトリックを記録していたのは、ニューカッスルなどで活躍したアラン・シアラー氏。プレミアリーグで14年間プレーしたシアラー氏が441試合で11回のハットトリックを達成したのに対し、アグエロは255試合で12回のハットトリックを達成している。
プレミアリーグで初のハットトリックとなったのは、2011年のデビューからわずか4試合目のウィガン戦。得点王に輝いた2014/15シーズンにはトッテナムから4点、その翌年にはニューカッスルから5点を奪った試合もあった。
2018/19シーズンにはホーム2試合連続のハットトリックも達成。しかもアーセナル、チェルシーと強豪相手の2試合で成し遂げた大記録だった。シティの公式ツイッターアカウントではアグエロの全12回のハットトリックを集めた動画を13日に投稿し、エースの偉業を称えている。