チェルシーのオリビエ・ジルー【写真:Getty Images】
インテルはチェルシーに所属するフランス代表FWオリビエ・ジルーの獲得間近のようだ。12日付けの英メディア『スカイ・スポーツ』が報じている。
同メディアでは、インテルは2年半契約でジルーを獲得する事でチェルシーと合意に近づいていると報じている。
しかし、移籍金に関しては両クラブの間で若干の隔たりがあるようだ。チェルシー側は430万ポンド(約6億円)を求めているのに対し、インテルは340万ポンド(約4億8000万円)を主張しているようだ。
今季のジルーは22歳のタミー・アブラハムの台頭もあり、これまでリーグ戦5試合の出場に留まっている。また11日に行われたバーンリー戦ではベンチ外となるなど厳しい状況に置かれている。一方でインテルを率いる一方でアントニオ・コンテ監督はチェルシー時代にジルーを指導した経験を持ち実力も把握している事もジルーにとってはプラスになるかもしれない。
キャリア通算201得点を上げる33歳のストライカーにはワトフォードやアストン・ビラといったプレミアクラブや母国のリヨンなども興味を持っているようだが、かつての恩師が指揮を執るインテル移籍で決まる事になるのだろうか。
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