本田圭佑【写真:Getty Images】
元日本代表の本田圭佑は、オーストラリアで猛威を振るう森林火災の復興支援として寄付を行うとともに、寄付金を募るキャンペーン「変顔チャレンジ」への参加を呼びかけている。
オーストラリアでは昨年から大規模な森林火災が広がり、広大な森林が焼失。20人以上の犠牲者に加え、コアラやカンガルーなど野生生物に甚大な被害がもたらされたことが報じられている。
2018/19シーズンにオーストラリアのメルボルン・ビクトリーでもプレーした本田は、自身がCEOを務めるNowDo株式会社を通して募金活動を開始した。集められた募金はオーストラリア赤十字社またはそれに準ずる団体に寄付されるとのことだ。
同時に、公式ツイッターアカウントを通して「変顔チャレンジ」も呼びかけた。SNSで指名を受けた相手は「変顔」の写真を公開するか、寄付を行ってその証明書を公開し、次に変顔または寄付を行う知人を指名するという運動となる。
本田自身は変顔ではなく寄付を選んだ形で、オーストラリア赤十字社への1万15ドル(100万円)の寄付の証明書を公開している。その上で、「変顔チャレンジ」の相手として長友佑都や吉田麻也、槙野智章、ダルビッシュ有、錦織圭など12人を指名した。
「僕が1人で寄付しても、実質的にオーストラリアの復興に与えられる影響は微塵もないです。だけどこの運動を通じて、多くの人が手が行動に移すことで少しでも寄付額の増加と震災についての認知が高まればという想いで、先ずは自分が行動しようと思いました!」と本田はコメントしている。
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