ガラタサライのライアン・バベル【写真:Getty Images】
ガラタサライに所属するオランダ代表FWライアン・バベルが古巣へ復帰することが決定的となったようだ。9日付けのオランダ紙『デ・テレグラーフ』が報じている。
同紙によると、バベルは既にガラタサライのキャンプ地を離れオランダに向かっていると伝えている。なおレンタルでの加入が濃厚となっているようだ。ガラタサライ側は財政上の問題がありレギュラー選手であるバベルを手放すことになった模様だ。
2003年、当時17歳のバベルはアヤックスでプロとしてのキャリアを始めた。その後リバプールなどでプレーしたあと、2012年に再びアヤックスに復帰、2度のリーグ制覇など7つのタイトル獲得に貢献している。その後はベシクタシュなどを経てガラタサライには昨年6月に加入した。
アヤックスはザカリア・ラビアドが膝の怪我で離脱中、今季14得点を挙げているクインシー・プロメスも怪我明けと攻撃的な選手に負傷者が多くいる状況だ。そんななか、アヤックス通算133試合に出場し29得点19アシストと実績十分のバベルの加入はリーグ連覇を狙うチームに大きな補強となるだろう。
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