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【U-23日本代表 1-2 U-23サウジアラビア代表　U-23アジア選手権B組第1節】

　サッカーU-23日本代表は9日、AFC U-23選手権（東京五輪アジア最終予選）のグループリーグ第1節でU-23サウジアラビア代表と対戦し、1-2で敗れている。

　この試合で守護神として90分間プレーしたGK大迫敬介は試合後のインタビューで「最初の試合は大事になるっていうことは理解していましたけど、大事なゲームを落としてしまったというのは悔しい」とU-23サウジアラビア代表戦を振り返っている。

　前半からお互いに激しい攻防を繰り広げる中、森保ジャパンにも何度かピンチがあった。ただ、それを最後の最後で救ったのが大迫。30分には相手の強烈なシュートを片手1本で防ぐなど、好セーブで失点を許さなかった。大迫本人も「自分の感覚的にも良かったです」と振り返るなど、パフォーマンスは決して悪くなかった。

　しかし、U-23日本代表は後半立ち上がりと試合終盤に失点を重ね、初戦を落とした。大迫は「前半、チームとしてなんとか辛抱して耐えた中で、後半早い時間帯と終盤のところで失点してしまった。こういう試合を落としてしまったのは反省しないといけないと思いますし、次の試合に繋げないといけない」と話す。

　さらに同選手は「自分を中心に守り切って、最後FWが点を取って勝つというゲームを増やしていかなければいけないと思いますし、自分自身もそういうGKを理想としているので、そういったところを突き詰めていかなければいけない」と話している。

　U-23日本代表はグループリーグ第2節でU-23シリア代表と対戦する。負ければ敗退が決まるという重要な一戦に向け大迫は「まずは2失点しているので、GKとしてはそこをまず0で抑えること。耐えれば今日みたいにFWが点を取ってくれるので、チーム一丸となって完封勝利できるようにと思っています」と意気込みを語った。

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